【大まかな流れ】
①連珠、どうぶつしょうぎ、オセロ、チェス、9路盤囲碁、将棋、バックギャモンの七種目(この順番で競技を行います)
②それぞれの種目ごとにペアがランダムで決定します。
(その際、すべての選手に番号が振られますので、指定の組合せでご着席願います)
③ペアを発表された時点で7分間のミーティング(ご挨拶)を行います。
(ここである程度自己紹介がてら腕前の確認をして、作戦を練っていただきます)
④対局時計を使用した切れ負け(競技によって変わります)です。時間の許す限り順番に手を進めます
⑤相談カードを各ペアに3枚ずつお渡ししますので、ここぞというところでご使用下さい。
(手番の人間に使用できる権利があります。相談中も対局時計は進みます)
⑥勝利ペアには3点、敗北ペアには1点が付与されます(特殊な勝ち方をした場合、ボーナスポイント発生)
⑦これを各競技ごとに行いポイントを競っていただきます。
⑧4チームでそれぞれ合計得点を算出。ポイント上位のチームが優勝となります。
【勝ち点について】
・勝利ペアには3点
・敗北ペアには1点
・引分時には2点
【特殊な勝利条件プラス1点】
・囲碁:「あげはま」を含めて地合の差が30以上となった場合
・オセロ:相手ペアの駒が10未満(9以下)での勝利
・ギャモン勝ち+1点・バックギャモン勝ち+2点
(例:バックギャモン勝ちをしたペアには通常勝利ポイント3点+ボーナスポイント2点で5点がそれぞれの選手に加点されます)
【対局時計】
連珠・オセロ・バックギャモン・どうぶつしょうぎ = 20分切れ負け
チェス・将棋・13路盤囲碁 = 30分切れ負け
(これまでの各種大会からの時間を考慮しています)
【相談タイム】
各ペアに3枚ずつお渡しする「相談カード」を使用することで、対局中の相談が可能となります。
(逆に「相談カード」を使用しないと相談ができません)
「相談カード」が使用できるのは「現在手番の選手だけです」。
駒を移動させての相談は禁止とさせていただきます。
「相談カード」を使用しての相談には①相手ペアを別室へ移動させる相談と②相手ペアをそのまま席に残す相談が選べます。
(別室へ移動させた場合、相手ペアが戻ってくるまで手を進めることができません)
「相談カード」を使用している最中も、対局時計は止められません。
「相談カード」を使用せず「助言」を行った場合は「相談カード」を1枚消費します。
「相談カード」を使い切った状態で「助言」を行った場合、失格となりますのでご注意下さい。
※この「助言」も軽度であれば認めるスタンスです。
【それぞれの競技のローカルルール】
(共通ルール)
・スポーツマンシップに則り、対局を進めていただくようお願いいたします。
・携帯電話、スマホは電源を切るか、マナーモードにしてください。
・対局中の私語・独り言はなるべくお控え下さい。なお、過度な挑発発言やブラフ、対局局面などへの言及(有利不利に関わらず)などは厳禁とします。
・相手ペアの思考中に「手駒に触れて音を鳴らす」などの行為はお控え下さい。
・盤面を崩してしまった場合、修復可能な「軽度」であれば崩した選手1人が修復してください。
・同試合中に一方の選手が盤面を崩してしまった(修正不可能と判定された)場合はそこまでの優劣に関係なく敗北とします。
・各対局のパスは自動パス以外は行えません(囲碁を除く)。
・一旦動かした駒の置きなおしについては、ペナルティ対象としません(マークを相手に渡す前に限ります)。
・やむにやまれぬ事情(お手洗いや緊急の電話、体調不良など)により対局を中断したい場合は、運営に申し出て下さい。
(1試合に1度、10分までの退室を認めます。10分経過後は対局時計が動かされます)
・試合順については原則順番通りとしますが、大会進行上やむにやまれぬ事情がある場合など、予告なく前後する場合がございます。
・その他、取り決めのされていないアクシデントについては、一旦対局時計を停止したうえで審判を通して「運営の指示」に従ってください。
・なるべく気持ちよく対戦を行えるようにみなさまのご協力をお願いします。
・勝利ペアの選手にそれぞれ3点、敗北ペアにそれぞれ1点、引き分け時は2点が加算されます。
・引き分けの提案は各ペア同意の上で成立します。再戦するかどうかも各ペアに委ねます。
(各ペアの持ち時間が半分以上残っている場合は、再戦をしてください)
・相談カードを使いきり各競技で特殊な勝ち方をした場合、さらにボーナスポイントが付与されます。
・対局時計は各競技による制限時間の切れ負けとします。
・敗色が濃厚なペアは、相談カードを使いきった状態で負けを宣言することが可能です。
・対局時計が切れた時点で時間を使い切ったペアの負けとします。
・試合が終了しましても、運営の指示に従って下さい。検討などはお控え下さい。
(囲碁)
・誤った「劫の取り返し」はその場で打ち直しをお願いします。
・コミは6目半とします。黒番(先手側に6.5目のハンディが課せられます)
・各ペアが連続してパスをした場合は、対局終了となります。
・明らかに勝敗が決しているにもかかわらず、片方の選手が石を打ち込み続ける場合は、第三者3名の審議の上で勝敗判定をさせて頂きます。
【特殊な勝利条件プラス1点】
「あげはま」を含めて地合の差が30以上となった場合
(将棋)
・王手見逃しはそのまま続行といたします。
・二歩は即敗北となります。
・千日手(同局面が4度出現すること)は、選手の指摘により引き分けとします。
・トライルールを採用します(※)。
※トライルールとは・・・初期位置の相手の玉位置に、自分の玉を到達させることができればトライ成立で、勝利となります。
(ただし到達して直後の相手番でその玉を取られてしまうとトライ失敗、敗北なので注意してください)
【特殊な勝利条件プラス1点】
なし
(連珠)
・自由打ち(序盤、置石の配置に制限がない)とします。
・先手黒番による「3・3」「4・4」「長連」を禁手といたします。ただし直後の手盤選手が気がつかなかった場合は試合続行となります。
・引き分けの提案は対局開始より20分以降であれば可能です。
・盤面にそれ以上石を打てなくなってしまった場合、引き分けとします。
【特殊な勝利条件プラス1点】
なし
(どうぶつしょうぎ)
・千日手(同局面が3度出現すること)は、選手同士の合意で再戦とします。
・その場合先手後手を入れ替えます。ただし再戦は2回までとし、以降は千日手を認めません(続行していただきます)。
【特殊な勝利条件プラス1点】
なし
(オセロ)
・32対32は引き分けとします。
・返し忘れ(あるいは返し過ぎ)は直後の相手側選手が指摘した場合、直ちに訂正していただきます。
・自分のカラー(白または黒)を忘れないように、手前に駒を置いてください。
【特殊な勝利条件プラス1点】
相手ペアの駒が10未満(9以下)での勝利
(チェス)
・チェック見逃しや誤ムーブなど、選手が気がついた時点で着手を修正してください(イリーガルムーブ禁止)。
・原則タッチ&ムーブをお願いします。
・引き分けの提案は対局開始より20分以降であれば可能です。
【特殊な勝利条件プラス1点】
なし
(バックギャモン)
・バックギャモンのみ先手後手はペアの中で若い数字を持った選手がサイコロを1個ずつ振って決めます。
・ダイスをカップに入れ、指でカップの口を押さえて3回以上振りましょう。
・一つでもダイスが駒にのったり、盤外にこぼれた場合は、2個のダイスを振りなおしといたします。
(この場合の盤面とは、向かって左右どちらか一面とします)
・ダイスを振る面は、向かって左右どちらか一面であれば、どちらの面でも構わないものとします。
・ダイスは双方が同じものを使用し、自分の手番が終了してもフィールドに残して置いて下さい。
・駒の誤ムーブは直後の相手側選手に指摘された場合、速やかに修正して下さい。
【特殊な勝利条件プラス1点・2点】
ギャモン勝ち+1点・バックギャモン勝ち+2点
(上記以外のトラブルについて)
双方のペアでの判断が不可能な場合は、運営に申告して指示を仰ぐようお願いいたします。