桑名囲碁将棋サロン庵の大川です。
本年2月に産声をあげた「桑名七盤勝負」もようやく6ヶ月を迎えることとなりました。
たった半年、されどそれは6年にも感じる半年。
新宿、高松での開催を通じてよき友人が増えた半年でもありました。
おかげさまで桑名七盤勝負は、競技スタイルとしてほんの少しずつ認知されているようです。
異種格闘戦はややもすれば大味となり、初心者お断りの雰囲気を出してしまいかねません。
囲碁、将棋、連珠、チェス、どうぶつしょうぎ、オセロ、バックギャモン。
それぞれがそれぞれ奥の深い競技であり、たくさんの愛好家が楽しまれているということは今更言うまでもなく、
指導者やプロが日々普及に汗を流されていることと存じます。
これまでもこれからもその部分には敬意を払いつつ、さらなる繋がりをご提案すべく邁進して参ります。
それには七種という競技数は少し多いのではないか。
常に私の中でそんな疑問がありました。
5種目や6種目をすでに知っている方であればその壁はまだ乗り越えられるかもしれない。
しかし2種目や1種目しかご存じない方にとって、残りの種目を覚えるということはさすがに困難で、
それは壁ですらなく、もはや堅牢な城壁ではなかろうか。
なるほど、城壁であれば門を設置すればいい。
今回の大阪で開催するポポ三盤勝負では、私自らが作り上げた七種という常識(私にとって)を崩すことが目的です。
七盤への執着はなく、あるのは協調です。
今回の大阪ポポ三盤勝負が後に大きな分岐点になるであろうことを切望します。
願う世界が見えてくるよう、私は歩いて参ります。世界は丸くただ果てなく。
みなさまの温かい励ましを頼りに、みなさまの声のするほうに顔を向けて。
それが私の喜びで、私の人生だったのだろうと、いつか笑って世界を見渡すその日まで。
桑名囲碁将棋サロン庵
代表 大川英輝
(大阪・寝屋川市出身)